災害ボランティア研修会開催
平成27年2月28日(土)益子町駅舎2階多目的ホールにて益子町災害ボランティア研修会を開催しました。
今年度も80名を超える参加者が集まりました!
今年度は、益子町のNPO法人で植林活動をしている『トチギ環境未来基地』さんと『宮城県社会福祉協議会 震災復興事務局の北川進』さんをお呼びして講話をお願いしました!
トチギ環境未来基地の代表塚本さんからは【福島県いわき市での活動と若者の役割】というテーマで、普段どんな活動をしているNPO法人なのか、若者のちからでどんな被災地支援を行っているのかなどの活動の事例から発表をしていただきました。
町内に事務所があり活動している未来基地の皆さんも、なかなか町民の方に自分達の活動を伝える機会が無かったとのことで今回お願いしました。
宮城県社協の北川さんからは【東日本大震災からみる災害ボランティアの役割と課題】というテーマで震災から4年...今の東北の現状や課題など生の声を聞かせていただきました。
ガレキなどが片付けば、ボランティアや支援が終わるというわけではありません。
メディアでは災害ボランティアの片付けなどの派手な部分ばかりが目立ちますがその先にある被災者ひとりひとりが安心して自立した生活を送れるようになるまでまだまだ支援を必要としている人が沢山います。
被災地のニーズもどんどん多様化しており、沢山の課題が出てきます。
その課題や声にちゃんと気付いて、支援のしくみを作っていくのが社協の役割なんだと思います。
最後に北川さんは人間には、誰にも『助け合いのDNA』が備わってると話していました。
そのDNAがあるから理屈ではなく本能で、自分の危険もかえりみず【人は人を助ける】のだと。
災害時に限らず普段からひとりひとりが、その素晴らしいDNAを活かせる生活をしていきたいですね!
最後に非常食の試食も行いました。
益子町社協では毎年この災害ボランティア研修会を行っています。
震災から4年。防災意識を風化させない為にもこれからも研修会を続けていきます。
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